平城京と平安京に挟まれ、恭仁宮、長岡京が置かれた山城地域には、古代以来の数多くの文化財が残されている。また地域を流れる木津川、宇治川、桂川は地域交流に大きな役割を果たし、遺跡も多い。資料館は南山城地域の歴史と文化の調査研究と貴重な文化遺産を保存、展示することを目的に設立。三角縁神獣鏡を出土した椿井大塚山古墳や恭仁宮などについて常設展示するほか、年数回の特別展・企画展、セミナーやこども体験教室を開いて文化財情報センターとしての役割を担っている。