障害者支援施設みずのき（亀岡市）で1964 年に開始された絵画教室をとおして入所者が生み出した作品の所蔵と展示を目的として2012年に開館。同教室は、アジアで初めてとなるアール・ブリュット・コレクション（スイス）への永久収蔵も果たしていることから、アール・ブリュットの考察も続けている。建築家・乾久美子によって元理髪店だった町家がリノベーションされ、明るく風通しの良い美術館に油彩やクレヨン画を中心とした作品が飾られている。また、多彩なアーティストなどと連携した企画展やアートプロジェクトも多数企画している。