繊維メーカー、グンゼは養蚕が盛んだった綾部市が創業の地である。創業者の波多野鶴吉が蚕糸業による地元綾部の振興を目的に会社を設立。創業当時から海外に生糸を輸出するなど、急速に業績を拡大した。博物苑は「創業」「現代」「未来」の三つの蔵で構成し、グンゼの歴史と現代、そして未来へと続く道のりを紹介している。記念館では、グンゼの創業当時の様子や歴史、経営理念などの資料を展示し、紹介している。